COLLABORATION

BLACKBIRD x KIJIMA TAKAYUKI at KINK chikaramachi lab.

2026.02.09

2026年2月21日(土)から2月22日(日)の2日間、名古屋市東区のKINK chikaramachi lab.にてKIJIMA TAKAYUKIのオーダーイベントを開催。

デザイナー木島隆幸による現代的な感性と伝統技術を融合させたヘッドウェア[HIGHLINE]コレクションと、「華美ではないもののハイクオリティで実用性と機能性を兼ね備えた洋服」を提案する[BLACKBIRD]とコラボレーションしたエクスクルーシブモデルのカスタマイズを楽しめる特別なプログラムです。

本記事では、KINK 清原氏とBLACKBIRD 赤羽氏、デザイナー木島がコラボレーションに至った経緯やオーダーアイテムの特徴について鼎談します。


Craft Upon Hand

〜共作バケットハットが生まれるまで〜

聞き手:KINK 清原氏
ゲスト:KIJIMA TAKAYUKI 木島氏/BLACKBIRD 赤羽氏


特別なコラボが生まれた背景

清原:
今回のコラボレーションアイテムの背景を紐解いていきたいと思います。
まずはイベント概要からご紹介します。

2026年2月21日(土)・22日(日)の2日間、KINK chikaramachi lab. にて
KIJIMA TAKAYUKI「HIGHLINE」のオーダー会に加え、
KIJIMA TAKAYUKI × BLACKBIRD によるコラボレーションハットのオーダーイベントを開催します。

KIJIMA TAKAYUKIは今年で7回目、BLACKBIRDは2年ぶり3回目の開催。
両ブランドによるイベントを同時に体験できる、非常に希少な機会です。

木島さんは2日間在店、赤羽さんは21日(土)のみ在店予定となります。

それでは早速、お二人に今回の特別なコラボレーションが生まれた背景について伺います。


3社の関係性について

清原:
この関係性が気になっている方も多いと思います。まずは出会いやこれまでの関係について教えてください。

赤羽:
18歳の頃、代官山のお店で購入したシルクのニットキャップが、僕にとって初めての木島さんの帽子でした。
当時は「ブランドだから」という意識はなく、気づけば自然と手に取っているのが、いつも木島さんの帽子だったんです。

その後、地方のセレクトショップでバイヤーとして働くようになり、「帽子をやるなら絶対に木島さん」と思い、代表に取り扱いをお願いしました。同じ栃木出身という縁もあり、仕事だけでなく私生活や趣味の話もする関係です。

KINKの安田社長とは、バイヤー時代にショールームで不思議と何度も顔を合わせることが続き、「よく会うね」と声をかけてもらったのが最初でした。
振り返ると、点と点が少しずつ繋がっていった結果が、今回のコラボレーションだと思います。

木島:
安田さんとは、もう30年近い付き合いになります。
ブランドを始めたばかりの頃は、展示会のやり方すら分からなくて(笑)。
そんなこんなで最初の展示会で来てくれたお店が、KINK安田さんでした。そういう意味では、とても特別な取引先のひとつです。

赤羽さんとは、同じ栃木出身ということもあり、自然と距離が縮まりました。
実家に帰った際にお店に寄ったり、趣味の話をしたり。今も密にお付き合いしています。


コラボレーションアイテムについて

清原:
今回のコラボアイテムで、お二人が特に大切にされた点を教えてください。

赤羽:
クラシックな発想で帽子をやるなら、木島さん以外は考えられませんでした。
ロゴやネームがなくても「KIJIMA TAKAYUKIの帽子だ」と分かる。その完成度は本当にすごいと思っています。

だから今回一番大切にしたのは、「きちんとKIJIMA TAKAYUKIのプロダクトとして成立していること」。
無理にBLACKBIRDらしさを前に出すのではなく、その上で、BLACKBIRDを知る人が「これはBLACKBIRDでもある」と感じられることを目指しました。
温度を合わせるというより、お互いの持ち味をぶつけ合う、そんな感覚でした。

木島:
今回はBLACKBIRDとのイベントなので、必然的にBLACKBIRDの洋服に合う帽子を意識しました。打ち合わせの中で、赤羽さんが「最近バケットハットをよく被っている」と話していて、自然と形はバケットに決まりました。大切にしたのは、単にブランドネームを並べるのではなく、共通の思想を編集し、バランスを取ること。そこにこそ、新しさが生まれると思っています。

赤羽:
バケットなら、スウェットにも合うし、ツイードのスーツに合わせてもいい。
“今の気分”でリアルに被れる形ですよね。


素材・オーダーのポイント

清原:
今回のオーダー内容についても教えてください。

赤羽:
ハット本体は木島さんの世界観を邪魔しないことを前提に、
加工部分にBLACKBIRDで使ってきた技法を落とし込みました。
加工は「銀糸」「羽」「刺繍」の3種類です。

木島:
素材はウールフェルトを選びました。
BLACKBIRDの加工は、ラビットフェルトよりも、ウールフェルトの厚みや少し野暮ったさを残しておく方が相性が良いと感じたんです。
使い込むことで自然に馴染み、嫌味のない経年変化を楽しめます。
カラーは5色からお選びいただけます。

清原:
どんな被り方をしてほしいですか?

木島:
正直、どう被ってもらってもいいと思っています。
丁寧に扱うより、ガンガン被って、ブリムがうねってくるくらいがリアルでかっこいい。
自分自身も、少し崩れた状態で被りたいですね。

赤羽:
使い込まれて、その人の癖やパーソナルな部分が出てくる。
そういう帽子の在り方に惹かれます。


読者の皆さまへ

赤羽:
木島さんと一緒にものづくりができたことが、何より嬉しいです。
まだBLACKBIRDを知らない方にも、「これ、いいな」と思ってもらえるきっかけになれば。
少しでも気になったら、ぜひイベントに足を運んでほしいです。

木島:
実際に見て、被って、体感してもらえたら嬉しいです。

清原:
本日はありがとうございました。


イベント情報

日程
2026年2月21日(土)・22日(日)
・KIJIMA TAKAYUKI HIGHLINE オーダー会
・KIJIMA TAKAYUKI × BLACKBIRD コラボハット オーダー会

2026年2月21日(土)〜3月1日(日)
・KIJIMA TAKAYUKI HIGHLINE アーカイブ POP UP

在店予定
木島氏:2月21日(土)・22日(日)
赤羽氏:2月21日(土)のみ